大人として知っておきたい、これだけある日本酒の種類

大人として知っておきたいこれだけある日本酒の種類

お酒好きの皆さん、日本酒って何種類あるかご存じですか?純米大吟醸酒・大吟醸酒・純米吟醸酒・吟醸酒・特別純米酒・純米酒・特別本醸造酒・本醸造酒・普通酒・・・日本酒には9種類もあるのです。これだけあると覚えるのは大変ですが、覚えて損はないと思います!

「純米」の付いたお酒

これは、お米と米麹だけで作られたお酒で、純米大吟醸酒・純米吟醸酒・特別純米酒・純米酒の4種類が該当します。米麹とはカビの一種で、糖化力が強くアルコールを作る元となっています。ちなみに、体には悪影響を及ぼさないので安心してください。

「純米」の付かないお酒

お米と米麹の他に醸造アルコールを加えているお酒で、大吟醸酒・吟醸酒・特別本醸造酒・本醸造酒・普通酒の5種類が該当します。醸造アルコールとは、でんぷん質などから醸造されたアルコールを指し、もろみにアルコールを添加することで香り高くスッキリした味になります。
また、アルコール濃度の低いお酒は雑菌に弱く、その対策として醸造アルコールを日本酒と混ぜるようになりました。

日本酒における基本的な分類

日本酒の種類
純米酒・本醸造酒・吟醸酒の3つに分類されます。

純米酒

米本来の味を楽しみたい方におすすめなのが純米酒。米と米麹だけで作られる米100%のお酒です。米特有の豊かな風味としっかりとした味が特徴で、熱燗・冷酒・ロック・お湯割りなど幅広い飲み方ができます。

本醸造酒

精米歩合70%以下のお米・米麹の他に醸造アルコールを少し加えたお酒です。純米と比べると淡麗で風味が程良いため、日本酒初心者におすすめします。熱燗にしても飲みやすいですよ。

吟醸酒

精米歩合60%以下のしっかり精米された米を使う「吟醸造り」と呼ばれる技術で作られるお酒です。リンゴやバナナに似たフルーティーな香りとすっきりとした味わい、なめらかな飲み口が特徴です。
また、純米酒・本醸造酒よりも時間やコストがかかっているため、3種類の中で最も値が張ります。吟醸・大吟醸などの表記は、原料や製法の基準を満たしたお酒だけが表示可能で、このような表記のあるお酒を「特定名称酒」と呼びます。

それ以外の日本酒について

日本酒には分類以外にもさまざまな種類があります。一部をご紹介します。

生酒

もろみを搾っただけの日本酒で、新鮮なおいしさが楽しめるのが特徴です。

生詰酒

熟したお酒を加熱せずに瓶詰めした日本酒です。

原酒

芳醇な風味が特徴の原酒は水を一切加えていないため、アルコール濃度が高いです。

おり酒

にごり酒と似ていますが、製法が少し異なります。もろみを目の細かい布で丁寧にこし、微細な麹などが混ざってタンクの下に溜まります。これらを集めて白濁のままにしたものがおり酒です。

長期貯蔵酒

吟醸酒といったお酒は、長期間貯蔵することによって、味がまろやかになるのです。近年、2~5年以上貯蔵された日本酒が見られるようになっています。

日本酒における甘口・辛口

甘口・辛口
日本酒には、中に含まれる糖分を示す「日本酒度」という値が存在します。これは、マイナスの値が大きくなると甘口に、プラスの値が大きくなるほど辛口であることを示しています。
しかし、酸味や温度、その時に食べたものによって左右されるため、日本酒を選ぶ時の目安にしてください。

おわりに

純米酒の方が優れているという訳ではありません、本醸造酒を悪く言う人も中には居ます。それぞれ好みがあるため、優劣をつける必要はありません。
また、パッケージに特別純米酒・特別本醸造酒といった表記のない日本酒は「普通酒」で、醸造アルコールだけでなく、糖類や酸味料が添加されています。
これらの知識はお酒の席できっと役に立ちます。ぜひ活用してみてください。